剥がれ
アスファルトシングルは釘と接着剤で固定しています。接着剤がうまくついていないと剥がれてきます。剥がれたところが風を受けると、シート状の屋根材なのでどんどん剥がれていきます。またちぎれて飛散する可能性もあります。
落下・飛散
アスファルトシングルはログハウスなど屋根の傾斜が急な建物に使用されることが多いです。急勾配の屋根の場合風の影響を強く受けます。そのためアスファルトシングルの一部が落下したり飛散してしまうことがあります。風が強い地域や強風、台風の際は注意が必要です。
表面の劣化
アスファルトシングルの表面には石粒や砂粒が吹き付けてあります。この石粒や砂粒は施工後1年ほどは落下してきますが、その後落下しなくなります。しかし屋根材が劣化すると表面の砂粒や石粒が剥がれます。表面が剥がれるとその下のフェルト紙が丸見えになります。そこへ雨が当たり続けると屋根裏に雨水が侵入し、屋根全体の劣化や雨漏りの原因となります。アスファルトシングルは他の屋根同様塗装が可能で、表面の石粒や砂粒が剥がれるのを保護することができます。アスファルトは油性なので、水性の塗料に限られます。